【開封レビュー】Bambu Lab A1 Miniが初心者に最適な理由|設置・初期設定・使ってみた感想

3Dプリンター初心者の私でも、開封から初印刷までわずか30分。静音・高精度・高速という三拍子が揃った「Bambu Lab A1 Mini」は、まさに初心者にぴったりの一台です。この記事では、実際に届いたときの様子から、初期設定、使って感じたメリット・デメリットまで、写真とともに丁寧にレビューします。

到着・梱包の様子

注文から数日で「Bambu Lab A1 Mini」が到着。段ボールはA4サイズより少し大きめで、非常にコンパクトです。中身は緩衝材でしっかり保護されていて、配送中の雨や衝撃も気になりませんでした。

開封・同梱物チェック

本体はほぼ完成品状態で収納されており、初心者でも迷わずセットアップできます。以下が同梱物一覧です:

  • 本体
  • 六角レンチ(T型)
  • グリス
  • ノズル清掃棒
  • テスト用フィラメント
  • PTFEチューブ
  • クイックスタートマニュアル ※AMS lite(マルチカラー印刷用ユニット)は別売りです。

セットアップ・初期設定の流れ

以下の手順は必ず電源OFFの状態で行ってください!

  1. 輸送ロックの解除
    • 本体の柱部分から、付属の六角レンチで黒いパーツの輸送用ロックを4か所外します。(このパーツは今後使用しません。)
  2. アーム周辺のバンドや緩衝材を外す:
    • バンドはハサミで切っても大丈夫ですがコードは切らないように注意!
  3. プレートロック・ワイパー取り付け
    • ヒートベッド裏のネジ3か所を締め、ワイパーを設置。
  4. スプールホルダーの取り付け
    • 背面に2か所ビスで取り付け、ホルダーを取り付けます。(ネジ穴がある方が右側)
  5. PTFEチューブの装着:
    • PTEFチューブはアーム側の4つ穴に差し込みます。4つ穴がありますがどれでも大丈夫です。
  6. 電源接続
    • 3ピンプラグのため、日本で使用するには変換アダプターが必要です。
    • 日本国内(100V環境)で使う場合、基本的に「電圧変換器」は不要です。
  7. 初回起動・キャリブレーション
    • 電源ON後は日本語対応のタッチパネルが直感的で、画面の案内に従ってタッチしていくだけで全自動でキャリブレーションが進みます。
    • キャリブレーションが終わればフィラメントを取り付けて印刷可能です。
  8. メッセージ:
    • 設定が終わると、「Y軸をお手入れください。潤滑油はアクセサリボックスに入ってます。」と表示されました。
    • ツールボックス内の「Lublicant Oil」を、Y軸(縦・奥行方向)のレールに塗布します。容器の後ろの先がヘラのようになっているので、それを利用して塗り拡げます。
    • レール全体にまんべんなく塗り、なじませるようにプレートを前後させ、はみだしがあれば拭いて、作業完了です。
  9. フィラメントのロード:
    • 本体画面から「フィラメント」→「ロード」の順に選択していき、画面の表示に従ってチューブの奥に当たるまでフィラメントを差し込みます。

スマホアプリ連携とキャリブレーション

  • アプリ「Bambu Handy」をダウンロードし、本体とQRコードで連携。
  • アプリから進行状況を確認したり、遠隔操作も可能。
  • キャリブレーションは15〜20分程度で完了します。

印象・使用感

本体サイズ

  • 外形寸法:幅347mm × 奥行315mm × 高さ365mm(約:幅34.7cm × 奥行31.5cm × 高さ36.5cm)

実際に必要な設置スペース

  • 推奨設置スペース(目安)
    可動部分やフィラメントスプールの設置、メンテナンス性を考慮すると、以下のスペースを確保するのが安心です。
項目推奨サイズ備考
横幅38.5cm 以上プレート最大可動域+余裕
奥行50.5cm 以上ベッドが前後に動くため
高さ36.5cm(本体)フィラメントスプール設置時は+10cm程度推奨
  • 40cm四方のスペースがあれば本体は収まりますが、可動域やフィラメント交換、配線の余裕を考えると幅40~45cm × 奥行50~60cm × 高さ50cm程度あると安心です

設置時の注意点

  • 振動対策:高速印刷時は本体が揺れることがあるため、安定した台や滑り止めシートの使用がおすすめです
  • 電源プラグ3ピン仕様のため、2ピン変換アダプターが必要な場合があります
  • 周辺スペース:背面・側面・上部に余裕を持たせることで、メンテナンスやフィラメント交換がしやすくなります。

静音性

動作音は48dB以下で、夜間の印刷でも気にならないというレビューを見かけますが、私の設置したテーブルでは結構振動が凄くて音はするなという感じでした。

3Dプリンタの動作上、超細かい振動が印刷開始時に生じますので、必ず安定した台の上にの設置しましょう
この辺りは今後改善していきたいなと思っています。

印刷品質・スピード

最大500mm/sという高速印刷が可能で、品質も上位モデル並み。価格以上の性能に驚きました。

注意点・デメリット

高速印刷時の揺れ:安定した設置台を使用し、滑り止めシートを敷くと◎。
電源変換アダプタの用意:3ピン→2ピン変換アダプターを事前に準備しましょう。

初心者がまずやってみること

・A1 Mini 本体から印刷可能な造形物の作成
・スクレーパーなど、ゴミ受けなど、A1 Mini本体を快適に利用するための便利ツールをMaker Worldで入手しプリント!
・フィギュアやミニチュアの製作
・日用品やカスタムパーツの印刷

まとめ:Bambu Lab A1 Miniは「最初の一台」に最適!

✅ 設置・初期設定が簡単
✅ 静音・高速・高精度
✅ 家庭でも使いやすいサイズ感

初心者はもちろん、サブ機としても十分な性能を持つこのモデル。これから3Dプリンターを始めたい人には、間違いなくおすすめできます!

FAQ(よくある質問)

Q. 初心者でも本当に使える?

A. UIが日本語対応で、ほぼ完成品として届くため、迷わず使い始められます。

Q. 電源プラグの変換はどうする?

A. 日本では3ピン→2ピン変換アダプターが必須。Amazon等で安価に入手可能です。

Q. AMS liteをあとから追加できる?

A. はい、Bambu Lab公式から購入・追加が可能です。


📸 写真や動画も今後追加予定!

もしご覧いただいた方で「こんな使い方してみたよ」「こういう写真撮れたよ」などあれば、ぜひ教えてください!

以上、Bambu Lab A1 Miniの開封から初期セッティングまでを行いました。

台や設置スペース、変換アダプター等の準備を事前にしておくと、よりスムーズに作業できます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

プログラミング、ゲーム、ガジェットが好き。ブログを書くことは自分の役に立つのか?を検証中。まったり情報発信しながら、少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

目次