離れた部屋の通信速度を上げたくて、TP-Link の PLC アダプター「TL-PA4010 KIT」を買ってみました。
PLC アダプターは、家のコンセント(電力線)を通して、別の部屋に LAN をつなぐ機器です。昔からよくあるタイプの製品ですね。
先に結論を書くと、正直、あまり速くはなりませんでした^^; この記事では、買ったいきさつと、結局どうしたかを正直に書いていきます。
実は、昔も使って「遅すぎた」記憶があった
PLC アダプターを使うのは、実は2回目です。
昔、一軒家に住んでいたころ、1階から2階の通信速度を上げたくて、PLC アダプターを使ったことがあります。そのときは、遅すぎたという記憶が残っていました。
それから数十年。今度も離れた部屋の通信速度を上げたい、しかも有線でつなぎたいと思い、もう一度 PLC アダプターを購入しました。
TL-PA4010 KIT とは
TL-PA4010 KIT は、2台1組で使う PLC アダプターです。
- ルーターの近くのコンセントに1台挿して、ルーターと LAN ケーブルでつなぐ
- 有線 LAN を使いたい部屋のコンセントにもう1台挿して、PC などとつなぐ
これだけで、コンセントの配線を通って、2つの部屋が有線 LAN でつながります。工事は要りません。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 規格 | HomePlug AV |
| 電力線の最大速度 | 600Mbps(理論値) |
| LAN ポート | 10/100Mbps × 1(各ユニット) |
| 暗号化 | 128bit AES |
| 最大伝送距離 | 300m(電力線上) |
| 省電力 | 省電力モードで最大85%削減 |
| サイズ | 65 × 52 × 28.5mm |
| セット内容 | アダプター2台、LAN ケーブル2本(各2m) |
※ 価格は時期によって変わるので、TP-Link の製品ページで確認してください。
ここで注目してほしいのが LAN ポートが 10/100Mbps という点です。電力線の最大速度は 600Mbps とありますが、PC とつなぐ LAN ポートが最大 100Mbps なので、どんなに条件が良くても 100Mbps より速くはなりません。
正直、あまり速くはならなかった
実際に使ってみた結果は、正直、あまり速くはなりませんでした。
PLC の速度は、家の電気の配線や、同じ回路につながっている家電のノイズなどに大きく左右されます。そこに LAN ポートの 100Mbps の上限も加わるので、「有線にすれば Wi-Fi より速くなる」とは限らない、というのが実感です。
期待していたほどの効果はありませんでした。
景観を気にするなら、ありかもしれない
それでも PLC アダプターの良いところは、部屋から部屋へ LAN ケーブルを引き回さなくていいことです。
コンセントに挿すだけなので、ケーブルが部屋をまたいで見えることもありません。見た目(景観)を気にするなら、ありかもしれません。
結局、LAN ケーブルを天井伝いに引いた
私は結局、LAN ケーブルを部屋から部屋へ、天井を伝うようにしてつなげました。
見た目は PLC アダプターほどすっきりしませんが、速度を優先するなら、やっぱり LAN ケーブルで直接つなぐのが確実です。
こんな人におすすめ
- 部屋をまたいで LAN ケーブルを引き回したくない人(見た目を優先したい人)
- とりあえず手軽に、別の部屋に有線 LAN をつなぎたい人
逆に、通信速度を上げることが一番の目的の人には、あまりおすすめしません。LAN ケーブルを引けるなら、そのほうが確実です。
まとめ
TP-Link TL-PA4010 KIT は、コンセントを通して別の部屋に LAN をつなげる PLC アダプターです。
ただ、私の環境ではあまり速くはなりませんでした。LAN ポートが 100Mbps までという点もあり、速度を求めるなら LAN ケーブルで直接つなぐのがおすすめです。見た目を優先したい人には、選択肢の1つになると思います。
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